2020年4月14日火曜日

7. 韓国語の「です」 이에요、이요、이세요、인가요、입니다



韓国語の「です」 이에요、이요、이세요、인가요、입니다



이요/요はストレートな感じの「です」、選択肢の中で選んで「です」と答える時には이요を使う。 ex) どれにしますか?と言われて「アメリカーノです」なら아메리카노요

이세요/세요は普通に敬語を使ってる相手に「ですか?」と質問する時、自分より目上の人でちゃんと敬語を使うべきになる人やその人のことが主語になる時に使う。 ex) 韓国人ですか? 한국 사람이세요?、誕生日ですか? 생일이세요?

인가요はストレートじゃなくて、丁寧に、柔らかく質問したい時に使う。ストレートに聞きたいときには예요を使う。 ex)どこですか? 어디인가요? どこですか? 어디예요? 

입니다は形式的に固くなる必要がある場合、発表、ビジネス以外の日常では、堅い感じで文を書く時に使う。

이에요/예요は上の状況以外の場合に使う。「ですよ」の場合にも이에요を使う。

韓国語の「です」状況によって分けて使われる。各々の自然に使われる状況が違うし、この部分を適当に勉強した人は結構韓国語が上手なのに「です」を使うのが微妙な場合があるからここではこんな感じで分けて使うんだと比べながら理解する方がいい。「です」は単純にですじゃない?と思うかも知れないが、実際に使う時を見るとニュアンスや使う時の感じに差がある。

普通、「です」の説明は簡単にする場合が多いが、結局その後に自然な韓国語の勉強をするためにまた勉強する必要があるし、単純に使ってたことに慣れて、直すのが難しくなったり、混乱する場合があるので、ここでは最初からしっかり説明することにする。

이에요/예요は普通の「です」。이에요の前の文字にパッチムがある場合は이에요を使って、ない場合は예요を使う。

「会社員です」なら회사원이에요があってる表現で、회사원예요は間違ってる表現で発音もしにくい。パッチムがある場合はその連結を柔らかくするための文字がある方がいいが、이がその役割をする。一つ東京ですなら도쿄예요があってる表現で도쿄이에요は発音的にはそこまで難しくないが이에요の方が余計に長い感じになる。韓国語ではこういう部分は短くなって使われる場合が多いからこれからもこんな感じで似てるのがあるからこんな感じで理解しながら覚える方がいい。

이에요/예요は一番良く使われてデフォルトみたいな感じの「です」になる。少し説明するニュアンスがある。デフォルト的なものと言っても状況によって使うと微妙な場合もあるから他の「です」の説明も参考して使う方がいい。

私は会社員です 저는 회사원이에요、 私は学生です 저는 학생이에요、 私は主婦です 저는 주부예요 
私は既婚者です 저는 기혼자예요、 これは焼きそばです 이건 야키소바예요、この料理は日本料理です 이 요리는 일본요리예요
みたいな感じで使う。

「ですか」と聞いて見る場合も日本語では「か」をつけるが、韓国語ではイントネーションが変わって요の方が高くなるだけで文字では.の代わりに?をつけるだけでいい。
이건 뭐예요? これは何ですか?、これは日本の料理ですか? 이건 일본요리예요?、 サムギョプサルですか? 삼겹살이에요?

「ですよ」の場合、日本語では「です」に「よ」をつけて使うが、韓国語では日本語の「ですよ」の感じで言いたい時にも이에요を使う。「いいですよ」などの形容詞+ですよはまた別の文で説明。ここでは名詞+ですよは이에요を使うと理解することでいい。

私は会社員ですよ 저는 회사원이에요

이요/요は同じく前の文字にパッチムがある場合は이요、ない場合は요を使う。

意味的にはストレートな感じの「です」、이에요が説明する感じが入ってるならこては説明よりはそれをそのままストレートに言う感じ。こういうストレートな感じがいい場合、たとえば、選択肢がある時に返事する時やどこ、いつ、何時など範囲の中で返事する時、言われたのを軽く「~ですか?」と確認する時に使うのが自然。言われたことを「~ですか?」と確認の質問をする時、それ以外は相手に質問されたときに範囲を絞たり、その中「~です」と返事する時に使う。

今何時ですか?と言われた時に7時なら、7시예요、7시で返事ができるが、ここで7시예요と返事すると今は7時だと説明する感じ、7시요は今の時間を普通にそのまま7時だと返事する感じ。「韓国はいつ行きますか?」の質問に「15日です」なら15일이에요、15일이요の2つの返事ができるが、これも15일이에요は「(行くのは)15日です」と説明する感じ、15일이요はかるく15日ですと返事する感じ。こういう場合は説明する感じも、普通に返事だけするのもできる。聞く側からは이에요の方はもう少し丁寧に言ってくれる感じ、이요はストレートに返事してくれる感じ。

上の場合は이에요、이요どっちでも大丈夫だったが、選択肢の中で一つを選ぶ場合は이요を使う方がいい。이요の選択肢をストレートに言う感じが良くて、이에요を使うと選択肢を説明するような感じになったり、あえて이에요を使うからそれをすごく強調する感じになる。
コーヒーはどれにしますか?の質問にアメリカーノですなら아메리카노예요と아메리카노があるが、아메리카노예요は「私が飲みたいのはアメリカーノです」みたいな感じで、軽くストレートに아메리카노요の方が選ぶ感じの「です」になる。

確認で「ですか」の이요の場合は「~ですか?」確認する感じで、
7時だと言われた場合に、7時ですか?なら7시예요?、7시?の場合、特にニュアンスの差はない。ほぼ同じ。

大抵の場合は이요の代わりに이에요を使ってもいいが、選択肢の中で一つを選んで話すときには이요を使うようにする方がいい。

이세요も同じく前の文字にパッチムがある場合は이세요、ない場合は세요を使う。

この이세요はもともと이다(~だ)に韓国語の尊敬語の-시-を入れた表現。詳しいのは-시-を扱う文で説明するが、韓国語の尊敬語は日本語の尊敬語よりは軽い感じで、日常で敬語を使う時に普通に使う。この-시-が入る表現が普通の敬語の感じで、~요の場合は少し軽い敬語のなる。-시-の文法の場合は韓国語の活用で먹다->먹으みたいにㅡが入る活用を勉強する必要があるので、ここでは軽くまるごと이세요で説明する。
この이세요の場合は話してる相手に普通の敬語を使ってて、主語がその人やその人のこと(名前、体の一部、スケジュールなど)になる時によく使う。たとえば、~さんは会社員ですか?なら~씨는 회사원이에요?より~씨는 회사원이세요?の方が普通の敬語の感じになって、이에요?の場合は少し軽い感じの敬語になる。雰囲気的に相手に少し軽い敬語を使ってもいいと思う場合は이에요で問題ないし、そっちの方が距離が近い感じになるが、普通に敬語を使う相手なら이세요の方を使う方がいい。

まだ学生ですか? 아직 학생이세요? などで使う。

この料理は韓国料理ですか?の場合なら이 요리는 한국요리세요?とは使わない。この場合の主語の「この料理」には敬語を使わないから。こういう感じで、話してる相手に敬語を使ってて、その主語がその人になる場合に使う。

だが、上で説明した通りにその人のこと(名前、体の一部、スケジュールなど)については使う。
今日、誕生日ですか? 오늘 생일이세요? この場合は韓国料理、誕生日などの普通の名詞には敬語を使うわないが、その人のことになる場合は観点を変えるとその人がそれを持ってる、含めてる、扱ってるなどで表現するのもできるからその人のことにまでは敬語を使って이세요も使える。이에요を使っても間違ってはない。所有物の場合はかなり目上の人じゃないなら使わない方がいい。これの範囲についてはまた別の説明で詳しく扱う。ここでは話してる相手に敬語を使ってて、主語がその相手なる場合に使って、その相手のことで所有物以外のことが主語になる場合までは이세요を使うという感じでいい。

もう一つ使うのは普通の尊敬語の感じで使うこと。話してる相手じゃなくて、その主語が自分より目上で自分がちゃんとその人に敬語を使う、そういう人になる場合に使う。たとえば、相手のお母さんやお父さんとかの感じ。
~さんのお母さんはトワイスのファンですか? ~씨 어머니는 트와이스 팬이세요?
私の友達のお母さんはトワイスのファンです。 제 친구의 어머니는 트와이스 팬이세요.
こんな感じで使う。 

인가요は前の文字のパッチムと関係なく인가요だけを使う。

丁寧に質問をするときの「ですか」の感じ。이에요?より丁寧な感じになる。이에요の場合は인가요に比べたらストレートな感じで、質問をストレートにするよりは柔らかい感じで丁寧に聞いてみたい時に使う。
これは韓国料理ですか?なら이건 한국요리예요?はストレートに質問する感じ、이건 한국요리인가요?は柔らかく丁寧に質問する感じ。先生に質問する時にも少しストレートに質問する場合は이에요の方を、丁寧に質問したい時には인가요を使う。店員や招待面の人に質問する場合は인가요で質問する方が自然な場合が多い。あとは道を聞いてみる時にも~はどこですか?で~는 어디예요?はストレートで聞かれた人は抵抗あるから、そういう場合にも~는 어디인가요?の方がいい。外国人ならそこまでの抵抗はないが、인가요の方がいい。

입니다も前の文字のパッチムと関係なく입니다だけを使う。

입니다は堅い感じと丁寧な感じがある。日常では良くは使わない。目上の人にかなり丁寧に話す時に使うが、特定の状況以外の場合は必要以上に堅い感じになる場合がある。

状況的には発表、堅い感じで上司に話す時、ビジネス相手に話す時、お知らせ、放送する時などがあって、話す時に結構気をつけて話さないと駄目な時に使って、文を書く時の場合は堅い感じの紹介、マニュアル、お知らせ、それ以外でも敬語で文を書いて少し固くなってもしっかりしてる感じで文を書きたい時に使う。

日常の場面では目上の人にかなり丁寧に言う時になるが、その場合も仕事関係じゃなくて、プライベートの関係なら입니다は良くは使わない。特に女性の場合は上の状況的に使う場合以外で日常ではあまり使わない。彼女の両親と話してる男性とかがよく使うが、逆に彼氏の両親と話してる女性の場合は입니다は堅い感じで、이에요などを使う場合が多い。

使うとしっかりしてる感じになる場合はあるが、堅い感じもあって、堅い性格の男性の場合は日常でも使う。
男性の場合は目上の人に丁寧に話す時と上で説明した状況的に使う場合に使って、女性の場合は日常では殆ど使わなくて、状況的に使う場合には使う感じ。

입니다は疑問形になると입니까になるが、丁寧に質問する場合は인가요を使えるから、입니다よりも使わない。あるくらい距離感がある人と喧嘩する時や真面目な漢字で反論したいときに使う場合はたまにあって、結構強い言い方になる場合が多い。それとは別で普通の丁寧な感じで使われる場合もあるが、殆どの場合40代以上の男性が質問する時に使う感じ。でも40代以上の男性も普通に이에요?や인가요?などを使う場合が多い。

まとめるとこうなる

이요/요ストレートな感じの「です」、選択肢の中で選んで「です」と答える時には이요を使う。 ex) どれにしますか?と言われて「アメリカーノです」なら아메리카노요

이세요/세요は普通に敬語を使ってる相手に「~さんは~ですか?」と質問する時、自分より目上の人でちゃんと敬語を使うべきになる人やその人のことが主語になる時に使う。 ex) 韓国人ですか? 한국 사람이세요?、誕生日ですか? 생일이세요?

인가요はストレートじゃなくて、丁寧に、柔らかく質問したい時に使う。ストレートに聞きたいときには예요を使う。 ex)どこですか? 어디인가요? どこですか? 어디예요? 

입니다は形式的に固くなる必要がある場合、発表、ビジネス以外の日常では、堅い感じで文を書く時に使う。

이에요/예요は上の状況以外の場合に使う。「ですよ」の場合にも이에요を使う。

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