2020年4月14日火曜日

82. 는 데 ~ところ ~ことに


는 데~ところ ~ことに


ここで扱うのは、~는 데,~ㄴ 데。文字が似ている表現で、「~けど」や「のに」の~는데、~데があるが、分かち書きだけの違いになるが、お互い全然関係ない他の意味になるので注意。

意味は、2つがあって、「~ところ」の意味と「~ことに」の意味がある。
どの意味でも活用は、動詞の基本形+는 데、形容詞のㄴ形+데で使う。
ex) 먹다(食べる)->먹는 데(食べるところ、食べることに)、비싸다->비싼 데(高いところ)

動詞に使う場合は、~ところ、~ことにで2つの意味で使える。この表現は「~をするところ」、「~をすることに」の意味になって、時制は現在形、未来形だけが使える。

~ところの場合は곳(所)という表現もあるが、これは漢字を使う「所」の漢字で、本当に場所の意味にしか使えない。あと、日本語では「今行くところだったよ」でも「ところ」を使えるが、韓国語では、こういうところでは지금 막 가려고 했어(今ちょうど行こうとしたよ)で表現して、「今~とするところだった」の意味のところでは「는 데」も、「곳」も使えない。

場所ところには~는 데も、~는 곳も使えるが、곳よりは데の方が発音しやすくて、日常で軽く話す時は데の方をよく使って、誰かに少し丁寧に質問をする時、質問以外でも丁寧に話したい時は곳を使う。

표 파는 데에서 기다리고 있을게 チケット売るところで待っているね。
표 파는 곳이 어디인가요? チケット売る所はどこですか?
*この文章で、日本語の直訳で표 파는 곳은 어디인가요?と話すと違和感がある。ここで~는を使うと、他のところは知っていますが、~はどこですか?などで、聞いてみることを、あえて範囲を限る感じになる。場所を聞くときは~이,~가 어디인가요?でストレートに知りたいところを示す~이,~가を使って質問した方が無難になる。
この文章で표 파는 데가 어디인가요?を使っても文法的には間違ってはいないが、파는 곳より파는 데の方が軽い感じになって、파는 곳の方がより丁寧な感じになる。軽く話す時は데、もう少し丁寧に話したい時は、곳を使うのがおすすめ。

가게가 이렇게 많은데 밥 먹을 데가 없네 店がこんなに多いのに、ご飯を食べるところがないね。
많은데は形容詞ㄴ데でここでは「のに」の意味、먹을 데は「ところ」の意味。
-ㄹ 데(~するところ)は-ㄹ 때(~する時)と発音が似ていることに注意。外国人は会話で聞き間違える可能性がある。

일본에서는 많이 파는데, 한국에서는 파는 데가 별로 없네 日本ではたくさん売るのに、韓国では売るところがあまりないね。

아무리 갈 데가 없어도 그렇지 여길 와? いくら行くところがないからとしてもここに来る?
(ドラマなどでよく出るセリフ)

「ところ」の意味以外でも、動詞には「~ことに」でも使える。この場合も正確には「ところ」の意味が拡張された感じになる。日本語にしたら「ことに」「ところに」で自然な翻訳が変わる時があるが、韓国語では、どっちでも~는 데を使える。

이 설명이면 이해하는 데 문제는 문제는 없을 거 같아요. この説明なら理解することに問題はないと思います。
이 부품은 여기 고치는 데 쓸 수 있을 거 같아 この部品はここを直ところに使えると思う。

이 상태면 걷는 데는 큰 문제 없어요. この状態なら歩くことには大きい問題はないです。

이건 먹을 수도 있고 청소하는 데도 쓸 수 있어요 これは食べるのもできて、掃除をすることにも使えます。

形容詞の場合は「ところ」の意味でしか使えない。

비싼 데보다는 편하게 먹을 수 있는 곳이 좋아 高いところよりは気楽に食べられるところがいい。

이렇게 싼데 싼 데가 주변에 너무 많아서 손님이 별로 없네. 
こんなに安いのに、安いところが周りに多すぎてお客さんがあまりいないね。  
싼데で「安いのに」、싼 데で「安いところ」になる。

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