2020年4月14日火曜日

28. -ㅆ던 (名詞の前で使う動詞の)~た



-ㅆ던 (名詞の前で使う動詞の)~た



今回扱う内容は名詞の前で使う、動詞の~たについての表現になる-ㅆ던。
この前の文で名詞の前で動詞の活用で過去形の場合は-ㄴを使うと説明したが、-ㄴと-ㅆ던はニュアンスの差があって、状況に合わせて使う。

この-ㅆ던のポイントは断絶になる感じということで、-ㄴより-ㅆ던の方が発音的にも前と後ろが切れる感じがあるが、その感覚がそのまま意味にもつながる。

この断絶に感じが微妙な場合は意識が過去のその時点に行くかどうかを基準にすることもいい。
-ㄴの場合はもっと連結されてる感じで、意識が今にいる状態でそのまま過去のことを表現する時に使う。

아까 보낸 메시지  さっき送ったメッセージ
아까 먹은 케이크 さっき食べたケーキ

-ㅆ던の場合は意識が過去のその時点に行って、その過去のことを表現する時に使う。過去に意識が行くというのは過去のその時点のことを考えるようになること。例えば、朝起きたらお腹が痛くてなんか変なもの食べたかチェックするために昨日食べたことを考えて見る時、普通は昨日食べたのを全部はっきり覚えてないから、意識が今にいるままで考えるのは難しくて、意識が昨日に行って食べたのを考えるようになる。こういう感じで今そのまま過去のことを考えることじゃなくて、過去に意識が行く時には-ㅆ던を使う。あとは、回想をするときにはもちろん意識が過去の行くから-ㅆ던の方を使う方がいい。

저번 주에 먹었던 삼겹살 진짜 맛있었어 先週食べたサムギョプサル本当に美味しかったよ
어제 밤에 먹었던 피자 昨日の夜に食べたピザ

こんな感じで使う。ここで過去に行くかは状況によることで、時間的に近いか遠いかよりは意識が過去の行くか、どうかが重要になる。もし朝にお腹が痛いその状況で過去に食べたのを全部チェックして、そういえば、後輩から貰った牛乳が怪しくて確認してみると消費期限が過ぎてたみたいな感じで、誰かにお腹が痛くなった理由を話す時にも
어제 먹은 우유가 문제였어 昨日食べた牛乳が問題だったよ
어제 먹었던 우유가 문제였어 昨日食べた牛乳が問題だったよ
で2つで表現ができる。먹은の場合はもうそれについて一回考えたから過去に意識が行くこともなくて、普通に過去形で話す場合に使って、먹었던の場合はそれでも、後悔やそれを自分が飲んだその時の自分を考えたりとか、それ以外でもただ意識がそれを飲んだその時点に行くなら먹었던の方を使う。それは使う時の感覚による。

まだこの感覚が微妙なら朝ごはん食べてから出かけた時に朝ごはん何食べたのと言われた時にさっき食べたばかりだから過去まで意識が行くこともなく直ぐ答えることと、家に用事が終わって帰る途中に朝ごはん何食べたのと言われたら何食べたっけで過去に意識が行くことと似てる感じ。でもその場合も朝に美味しいことや特別なことを食べたとか何か色々あって記憶に残ってるなら過去まで意識が行くことのなくて答えるようになる。その意識が行くかどうかで-ㄴと-ㅆ던を区別して使う。

こういう感じでニュアンスの差があるし、そのニュアンスの差は相手にもある程度は伝われるからその過去のことを話す時の自分の意識合わせて区別にして使うともっと自然な韓国語になる。

追加で、過去形の時に-ㅆと-ㅆ었があったが、ここでもそれを適応して-ㅆ었던を使う場合がある。この場合は-ㅆ던よりもっと過去のその時点に意識が強く行く感じ。普通は今から見ると結構遠い過去や過去のそのことをもっと強調したい時に使う。この場合は5年以上の過去に使うとかの基準があるわけじゃなくて、使う人がどう思うかが入ること。基準自体が曖昧な感じだから、上の-ㄴと-ㅆ던を区別して使いながらその-ㅆ던でもう一回었を入れて過去の感じを強くした表現で、なんか-ㅆ던だけでは感じが足りない気がする時に-ㅆ었던を使う方がいい。

저번 달에 먹었었던 삼겹살 先月に食べたサムギョプサル
작년에 갔었던 가게 去年行った店

あとは、다の前にパッチムがない動詞の場合は-ㅆ었던も-ㅆ던の感じで使う韓国人もいる。元々は発音の感じが意味にもつながる感じで、먹다,가다から먹은、간の場合は発音的に似てる感じになるが、먹었던、갔던の場合は었がないから少し足りないと思って갔었던を使う韓国人もいる。正確には갔던の方が合ってて、갔었던は-ㅆ던じゃなくて-ㅆ었던になって、갔었던は먹다なら먹었던じゃなくて먹었었던と同じで、-ㅆ었던になるが、-元々-ㅆ던,-ㅆ었던の場合も明確な基準よりは使う時の感覚によるものだから갔던でも갔었던でも普通に同じ意味、同じニュアンスで使われる場合も結構あって、間違ってはない。もちろん、正確に区別して使うのは問題ないから、갔던(-ㅆ던),갔었던(-ㅆ었던)をちゃんと区別して使ってもいいし、感覚的な理科のために갔었던を갔던みたいに使ってもいい。

ただ、먹었던と먹었었던の場合は었自体が2つで発音する時の感じの差もあるから갔던,갔었던よりニュアンスの差がもっと明らかになる。
가다->간、갔던、갔었던まではいいが、갔었었던になったら、-ㅆ었던じゃなくて、-ㅆ었었던になるから文法的に問題があるから다の前の文字にパッチムがない動詞を使う時は었었が入らないように注意。

まずは、-ㄴ、-ㅆ던を区別して使うことを練習しながらそれに慣れたら-ㅆ었던を使ってみる感じでも大丈夫。日常でもやっぱり-ㄴ、-ㅆ던を使う場合が多い。
ただ、다の前の文字にパッチムがない場合は-ㅆ었던を-ㅆ던みたいに使う場合もある。가다->간、갔던、갔었던は간と갔던はニュアンスの差があるが、갔던、갔었던はそこまでのニュアンスの差は出ない場合が多い。

少し似てることを比べながら説明して複雑と感じたり、明確な基準よりは感覚的な基準だからピンと来ないと言うか、理解することが難しいのはあるが、ゆっくり考えながら読んだり、これから自分が名詞の前に「~た」を使う時に、意識がどうなるかを一回チェックしてみながら理解しながら、-ㅆ던と-ㅆ었던は었が追加された文法と言うことを意識しながらゆっくり読むと理解できる。感覚的に理解する方が自分が実際にそれを使う時にも自然に使えるし、相手との共感もできるようになる。

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