2020年4月14日火曜日

80. -다고 하다、-대、-대요、-래、-래요 -と言う


-다고 하다、-대、-대요、-래、-래요 -と言う


前の説明文で扱ったらしいは다는 거 같다で結構長いので、日常ではこの-다고 하다を訳した-대、-대요をよく使う。

다고 하다の하다は言うの意味で、-と言う意味になる。誰かが-と言ったことを伝えることで、「らしい」のように伝聞の意味でも使うことが特徴。

らしいが聞いたことを根拠にして話す感じなら、これは聞いたことをそのまま伝える感じになる。日本語でらしいを使うところを韓国語ではこの表現を使う場合も多い。

向こうが-と言うことで、こっちからは-と聞くになるので、日本語で、-と聞いたなどの表現でもこの表現をよく使う。

韓国語の独特な表現の一つで、日本語にすると-らしい、-よう、-そう、-と言った、-と聞いたなどになる場合が多いので、なるべく日本語の感覚で理解するよりは例文と翻訳を見ながら、の表現の感覚を理解して使うことがおすすめ。

-다고 하다を約して、-대、-대요を使う。名詞の場合は-라고 하다->-래、-래요を使う。

この表現自体は割と簡単に使えるが、敬語と混ぜると少し複雑になる。それを言った人と相手で敬語を使う対象が2人いるので、それを区別して使ったほうがいい。

元々は話した人、その行動をする人、話している相手に合わせて敬語を使う必要があるが、それが全部必要になる状況は多くはない。今の段階でこれまで理解するのは少し複雑すぎるので、一旦最後まで内容を読んでから一番下にある敬語の原則について書いた内容を参考するのがおすすめ。

基本的に대や래の前に시が入るとそれを話した人に敬語を使って、대や래の後ろに요が入ると話している相手に敬語を使った感じになる。

もう少し敬語に気をつけたほうがいい場合は後ろの하다を하시다にして活用するが、日常ではあまり使わない。
오늘 아침에 보셨다고 하셨어요. 今日の朝に見たとおっしゃいました。
오늘 아침에 보셨다고 하시네요. 今日の朝に見たとおっしゃいますね。

基本的に日常では約して、-대、-대요、-래、-래요を使うが、結構丁寧に話すのが必要になる状況では-다고 하다、-라고 하다で고の前後ろに敬語を適切に入れるのが必要になる。日常ではそこまでは気にしなくてもいい。

1) 名詞の場合

래の前の文字にパッチムがある場合は이래、이래요を使う。

내일이래 明日らしい 래の前に시もなくて、래の後ろにもないので、どっちにもタメ口になっている感じ

다음주래요 来週だと聞きました 래の前には시がなくて、後ろには요があって相手には敬語を使っている

담당은 김선생님이시래 担当はキム先生らしい 래の前には시が入って、キム先生には敬語を使って、래の後ろには요がないので、話している相手にはタメ口を使っている

회사원이시래요 会社員らしいです 래の前には시、後ろには요が入っているので、どっちにも敬語を使っている感じ。

그때는 학생이었대요  その時は学生だったと聞きました 名詞でも過去になる場合は이었다->이었대が使われる

그게 저였대요 それが私だったです パッチムがない場合は였다->였대요になる 

그때는 학셩이셨대요 その時は学生だったと聞きました 이시다->이셨다->이셨대요で使う

2) 動詞、形容詞の場合

이 영화 엄청 재밌대요 この映画めっちゃ面白いと聞きました 相手に敬語を使っている

내일 비가 온대요 明日、雨が降るそうです 相手に敬語を使っている

선생님이 내일은 못 가신다고 하셨어요 先生が明日は行けないとおっしゃいました 結構丁寧に話している感じになる。

그 요리가 엄청 맛있었대요 その料理がすごく美味しかったそうです 

그 드라마는 이미 보셨대요 そのドラマはもう見たと言いました それを見た人と相手に敬語を使っている

내일 가신대 明日行かれるらしい 行く人には敬語、相手にはタメ口

내일 볼 거래요 明日見るようです 見る人にはタメ口、相手には敬語

*敬語の原則について

原則では、それを話した人、その行動をする人、話している相手で3つに区別して敬語を使う必要がある。
例えば、社長、部長、課長、自分の同期がいる場合、

사장님이 부장님은 내일 가신다고 하셨어요 社長が部長は明日に行かれるとおっしゃいました 韓国語では、3人に全部敬語をかける。

사장님이 제 동기는 내일 간다고 하셨어요で、社長が私の同期は明日行くとおっしゃいました で、行くという行動をする同期にはタメ口を使った感じになる。

사장님이 부장님은 내일 가신다고 하셨어 社長が部長は明日行かれるとおっしゃった で、その内容を同期タメ口で話す場合はこうなる。

その内容を最初に話した人、その行動をする人、今話している相手で区別して、敬語を使う必要があるが、大抵の場合は最初に話した人とその行動をする人が同じ場合が多いので、その場合は-다고 하다の하다のところは軽く話して、대や래の前のところに시を入れて使う場合が多い。元々の原則通りに全部敬語を使うと長くなったり複雑になるので、日常ではこういう感じで대や래の前に시、後ろに요の2つで使う場合が多い。

*この表現を応用表現があるが、同じことを他の表現でする場合もあるので、軽く参考するだけでもいい。
-냐고 하다->-냬、-냬요 -と言った時に、-の前が疑問系の場合に使う。
엄마가 밥은 드셨냬요 お母さんがご飯は食べたの?と言いました。(自分が叔母に話すとき)

사장님이 체크하셨냐고 하셨어요 社長がチェックしたかとおっしゃいました(課長に話しているときなど)

-라고 하다->-래、-래요 -と言った時に、-の前が命令形の場合に使う。
엄마가 창문 닫으래 お母さんが窓閉めてって言ったよ

사장님이 오늘은 쉬라고 하셨어요 社長が今日は休んでとおっしゃいました(課長に話しているときなど)

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