2020年4月14日火曜日

34. 韓国語の「に」에、한테、에게、께


韓国語の「に」에、한테、에게、께


日本語の「に」は韓国語では大きく2つに分けて使われる。

場所、時間に使う「に」の場合は에を使う。「~には」の場合は에の後ろに는をつけて에는を使う。

3時に会ったよ 3시에 만났어
公園に行きました 공원에 갔어요
9時に電話しますね 9시에 전화할게요
来週に韓国に行きます 다음 주에 한국에 가요
そこには変な店があった 거기에는 이상한 가게가 있었다
9時には家にいました 9시에는 집에 있었어요
前に言ったその人なの? 전에 말한 그 사람이야?

のように使う。


人に使う、「に」の場合は한테を使う。「~には」の場合は한테の後ろに는をつけて한테는を使う。

先生に聞いてみたの? 선생님한테 물어봤어?
私には見えない 나한테는 안 보여
私に送ってね 나한테 보내
수민さんに送ったよ 수민씨한테 보냈어
수민にプレゼントしたよ 수민이한테 선물했어

한테は日常で使う話し言葉で、書き言葉では에게を使う。作文や手紙などでは에게を使う方がいい。話し言葉ではあまり使わなくて한테の方を使うのが自然。에게の場合は話し言葉では違和感があるくらいのレベルであまり使わない。もちろん에게는も使える

私にとって一番大切なものは 나에게 있어 가장 중요한 것은
私には他の人が知らない秘密がある 나에게는 다른 사람들이 모르는 비밀이 있다
(手紙で)수민に 수민이에게

などで使う。

目上の人や敬語を使うべき相手に「に」を使う場合は께を使う場合もある。結構丁寧な感じになるから「に」の前に来る人に丁寧な感じで言うべきときには께を使う方がいい。それ以外の普通の敬語では께は硬い感じがあるので、한테を使ったあとに後ろの動詞を丁寧に使う場合が多い。

社長に送りました 사장님께 보냈습니다
お母さんに差し上げて 어머니께 드려
어머니はお母さん(엄마)を丁寧に言った感じ、드리다は上げるを丁寧に表現した単語。概念的には差し上げると似てる感じになるが、差し上げるよりはもう少し軽い感じ。연락하다(連絡する)を연락 드리다で使って연락 드릴게요などでも使う。
어머니께 드려はかなり丁寧に言いたい場合以外では어머니한테 드려の方を使う場合が多い。

「~にする」と選択をする時の「~にする」には로/으로使う。에を使わないように注意。前の文字にパッチムがない場合は로、ある場合は으로を使う。

그걸로 할게 それにするね *ㅡ形と似てる感じで、パッチムがㄹの場合には으を付けない。
그거+으로->그거으로のように発音すると不便だ韓国人が感じるから早く読んで그걸로になる。
이걸로 할게요 これにします *ㅡ形と似てる感じで、パッチムがㄹの場合には으を付けない。
하얀색으로 할게요 白い色にします

まとめると、

「に」の場合は日本語では「に」一つで色々使えるが、韓国語では時間と場所に使う「に」は에を使って、人に使う「に」には日常では한테を使って、書き言葉では에게を使う。「に」の前に来る人について、かなり丁寧に言いたい場合は께を使うと言う。使い分けしながら使う方がいい。「~にする」の「に」は로、으로を使うことも注意。

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