2020年4月14日火曜日

14. ㅓ形-韓国語の動詞と形容詞の基本活用形


ㅓ形-韓国語の動詞と形容詞の基本活用形


ㅓ形は다の前の文字によって変化が多い。다の前の文字にパッチムがない場合はその文字の母音によって、パッチムがある場合はそのパッチムによって変わる。

基本的に色んな変化がある理由はつけられるㅓやㅏと元の文字が柔らかく連結されて発音が楽になるためが理由になる場合が多い。日本語の「て形」も色んな変化があるように、元々文字の数が多い韓国語はそういう部分で変化が多いが、慣れると自然になる場合も多いし、日常でよく使う代表動詞も載せてるので代表動詞と一緒に覚えるもいい。

基本的につけられるのはㅓかㅏになるが、다の前の文字の母音によって変わる。

다を取るのは活用形では共通。다を取って、

다の前の文字にパッチムがない場合はㅓかㅏがつけられる。ある場合は어か아がつけられる。

다の前の文字の母音がㅏ、ㅗでパッチムがない場合はㅏがつけられて、パッチムがある場合は아がつけられる。
ex) 가다(行く)-가->가+ㅏ、막다(止める)->막->막+아

다の前の文字の母音がㅡの場合は文字数によって変わる。다まで含めて3文字以上になる場合は다の前の前の文字を基準にしてその文字がㅏ、ㅗの場合はㅏを、それ以外の場合はㅓをつける。
ex) 아프다(痛い)->아프->아프+ㅏ、예쁘다(綺麗だ)->예쁘->예쁘+ㅓ
このパータンでは다の前の文字にパッチムがある場合は殆ど無いから気にしなくていい。

それ以外の母音の、다の前の文字の母音がㅡで다まで含めて2文字の場合は다の前の文字にパッチムがない場合はㅓがつけられて、パッチムがある場合は어がつけられる。
ex) 서다(立つ)->서->서+ㅓ、먹다(食べる)->먹->먹+어

もう一回まとめると、
다の前の文字にパッチムがない場合はㅓかㅏが、ある場合は어か아がつけられる。

다の前の文字の母音がㅏ、ㅗの場合はパッチムによってㅏか아をつける

다の前の文字の母音がㅡで다を含めて3文字以上になる場合は다の前の前文字の母音がㅏ、ㅗの場合はㅏ、それ以外の母音の場合はㅓをつける。

それ以外の場合は다の前の文字のパッチムに合わせてㅓか어をつける。

これを基本方針にして作るが、母音が前の文字に吸収されたり、例外がある。下がその説明になる。

1. 다の前の文字にパッチムがない場合

上で다の前の文字にパッチムがない場合はその文字の母音によってㅓかㅏがつけられると言ったが、ㅓかㅏが다の前の文字に吸収される場合が多い。韓国語は基本的に短く発音するのが好きで、伸ばすのが嫌い。それでㅓかㅏが다の前の文字の母音に吸収される場合が多い。実際に発音をしてみるも가아の場合も早く、短く発音すると가になったり고아なら과になるみたいに吸収される。昔の言語では吸収せずに使うことが多かったが、現代の韓国語では短くする方が普通。例外の場合は下で説明。

1)다の前の文字の母音がの場合
다を取ってㅏをつけるが、다の前の文字の母音のㅏにㅏが吸収されてなくなる。다を取るだけでいい。
ex) 가다(行く) ->가->가+ㅏ->가、사다(買う) ->사->사+ㅏ->사
*例外で하다(する)하다->해になる。日本語のするが売るー>売りますのように普通に「すります」じゃなくて「します」になることと似てる感じ。

2) 다の前の文字の母音がの場合
다を取ってㅏをつけるが、この場合もㅗに吸収されて다の前の文字の母音がㅗからに変わる。
ex) 오다(来る) ->오->오+ㅏ->와、 보다(見る) ->보->보+ㅏ->봐
*日本語では「来る」も「する」と一緒に例外になるが、韓国語では「来る」は例外にならない。普通に活用

3) 다の前の文字の母音がの場合

다を取ってㅓをつけるが、다の前の文字の母音のㅓにㅓが吸収されてなくなる。다を取るだけでいい。
ex) 서다(立つ) ->서->서+ㅓ->서

4) 다の前の文字の母音がの場合
다を取ってㅓをつけるが、この場合もㅜに吸収されて다の前の文字の母音がㅜからに変わる。
ex) 주다(あげる) ->주->주+ㅓ->줘

5) 다の前の文字の母音がㅐ,ㅔの場合
다を取ってㅓをつけるが、다の前の文字の母音のㅐ、ㅔにㅓが吸収されてなくなる。다を取るだけでいい。
ex) 내다(払う、出す) ->내->내+ㅓ->내

6) 다の前の文字の母音がの場合
다を取ってㅓをつけるが、この場合もㅣに吸収されて다の前の文字の母音がㅣからに変わる。
ex) 마시다(飲む) ->마시->마시+ㅓ->마셔
*비다(空く)、피다(咲く)の場合は비어、피어の方が自然。벼、펴でも間違ってはないが違和感がある。これ以外にも例外はあるが、日常ではあまり使わない単語が多い。비다(空く)、피다(咲く)以外の場合はㅣをㅕに変えて使う方がいい。

7) 다の前の文字の母音がㅡの場合
文字数によって変わるが、反対にㅡがㅓかㅏに吸収されるのが特徴。으어を早く、短く発音すると어になることと同じ。
다を含めて文字数が3文字以上になる場合、다の前の前の母音がㅏ、ㅗの場合はㅏをつけて、다の前の文字の母音がㅏになる。ㅏ,ㅗ以外の母音の場合はㅓをつけて다の前の文字の母音がㅓになる。これは説明よりは例文を見る方が理解が早い。
ex) 아프다(痛い)->아프->아프+ㅏ->아파、예쁘다(綺麗だ)->예쁘->예쁘+ㅓ->예뻐
다を含めて2文字になる場合はㅓをつけて、다の前の文字の母音ㅡがㅓに変わる。
ex) 크다(大きい)->크->크+ㅓ->커

8) 다の前の文字の母音がの場合
다を取ってㅓをつけるが、この場合もㅚに吸収されて다の前の文字の母音がㅚからに変わる。
되다(なる)->되->되+ㅓ->돼
뵈다(お会いする、合うの丁寧な表現)-> 뵈->뵈+ㅓ->봬
*実際にこのパターンで使われる動詞は되다、뵈다くらい。この뵈다は会うの丁寧な表現でお会いしますくらいの感じで日常でもそれなりに使う単語。このパターンでも돼、되어や봬、뵈어でも大丈夫が、ここでは一貫的に돼、봬の方で覚える方がいい。

2. 다の前の文字にパッチムがある場合

パッチムがある場合はない場合みたいに発音を吸収するのはないから다を取って어か아をつけることでいいから簡単。
ex) 막다(止める)->막->막+아->막아、먹다(食べる)->먹->먹+어->먹어

다の前の文字のパッチムがㄷ,ㅂ,ㅅ,ㅎになる場合は例外になって、各々の変化形がある。その中でもまた普通に活用される単語もあるから、ここではそういう単語の中でよく使われる単語を中心にして説明。

다の前の文字の母音がㅏ、ㅗの場合아をつける、その以外の母音になる場合は어をつけるのは共通になるのでこの下では어か아をつけると簡単に書く。

1) 다の前の文字のパッチムがになる場合
다を取って、어か아をつける。パッチムㄷをㄹに変える
ex) 듣다(聞く)->듣->듣+어->들어、묻다(聞く)->묻->묻+어->물어
*どっちも聞くになるが、듣다は音や話などを聞くの聞く、묻다は質問するの方の聞くの意味。

받다(受ける、もらう)、믿다(信じる)、닫다(閉める),얻다(得る)の場合は普通にㄷをㄹに変えることなく、어や아をつけるだけで普通に活用する。この動詞たちは覚えておく方がいい。
ex) 닫다->닫아、받다->받아、믿다->믿어、얻다―>얻어

2) 다の前の文字のパッチムがになる場合
다を取って、パッチムㅂも取って어の代わりに워をつける。
고맙다(ありがたい)->고맙->고마+워->고마워 、덥다(暑い)->덥->더+워->더워

입다(着る)、잡다(掴む、取る)、좁다(狭い)、뽑다(抜く、選る)例外で普通に活用
ex) 입다->입어、잡다->잡아、좁다->좁아、뽑다->뽑아

돕다(助ける)は워の代わりに와が付けられる
ex) 돕다->도와

3) 다の前の文字のパッチムがになる場合
다を取って、パッチムㅅも取って어か아をつける。
ex) 낫다(治る)->낫->나+아->나아

웃다(笑う)、씻다(洗う)、벗다(脱ぐ)は普通に活用する
ex) 웃다->웃어、씻다->씻어、벗다->벗어
*よく使う単語だから覚える方がいい

4) 다の前の文字のパッチムがになる場合
動詞の場合は普通に다を取って、어か아をつけるだけでいい。
놓다(置く)->놓+아->놓아、넣다(入れる)->넣+어->넣어

形容詞の場合が例外になる。
다を取って、パッチムㅎも取って、母音ㅏ,ㅓはㅐ、ㅑはㅒに変える
ex) 그렇다(そうだ)-> 그렇->그래、빨갛다(赤い)->빨갛->빨개、하얗다(白い)->하얗->하얘
*これは形容詞だけだから動詞は普通に活用する。
*例外で좋다(いい)は形容詞だが、普通に活用する。좋다(いい)->좋+아->좋아

3. その以外の例外(一つしかない)

다の前の文字文字がになる場合
다を取って、르の前の文字にパッチムㄹを入れる。
その次は다の前の文字にパッチムがない時で母音がㅡの場合を適応して、
다の前の前の文字なるの母音によってㅓかㅏをつけて、ㅓかㅏが吸収されて러や라になる。例文を参考。
ex) 빠르다(早い)->빨르+ㅏ->빨라、누르다(押す)->눌르+ㅓ->눌러、모르다(知らない)->몰르+ㅏ->몰라
*ここの例外では이르다(致す)、푸르다(青い)がある。この場合は이르다->이르러、푸르다->푸르러で르の前の文字にパッチムㄹを入れることなしで活用する。どっちも良くは使わない単語だから軽くチェックして置くことでいい。

あとは、上で出た하다(する)に注意。하다->해になる。

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